しわやしみだけではない!アンチエイジングに効果的な食べ物の基本と、やってはいけない6つのこと

食/腸活薬膳

先日、ウナギを食べに某有名店に行ったときのこと、そこには、去年も行ったんですが、座敷のある本店で食べる事ができなかったので、今回は予め予約をして出かけました。

店に着くと11時過ぎとまだお昼のには早い時間帯にも関わらずもう人が並んでいる人がいる。

そんな並んでいる人の脇をお店の人に案内されながら、手入れの行き届いた中庭を奥へと進む。庭にはきれいな山の水が流れていて鯉が泳いでいる。

奥の離れに到着し個室の座敷に上がると、とても静かで庭のもみじが何とも涼し気でした。

腰を下ろしメニューを開くと、名物のきんし丼以外に『鯉こく』の文字が目に飛び込んできました。

さっき泳いでいたやつ?と思いながらも、一度食べてみたいと思っていたので頼むことしました。

待つこと・・・10分。

黒いおわんに入った白みそ?仕立ての鯉こくがはこばれてきました。

お汁を一口・・・・臭みもない濃厚な味わいでした。

そもそも鯉こくとは濃漿(こくしょう)という濃い味噌味で仕立てた汁物で、鯉は薬効の強い魚として薬代わりに食されていました。

中国の古い本のなかで鯉は、「乳汁を下し、腫を消す」と食材と記載され、母乳が出にくいときに飲まれていた他、肝硬変、腎臓病に良いといわれています。

こんなふうに、昔から食べ物で体の不調を取り除くという考え方があり医食同源といも言葉もあります。

食事はアンチエイジングにおいて一番重要と言っても過言ではありません。

そのなかで1番重要なキーワードが『抗酸化』です。

人の老化のメカニズムのひとつとして細胞の酸化あります。

では、細胞の酸化というのはどういうものなのでしょうか。

切ったリンゴを思いだしてみてください。

ラップもせずにそのままにしていると、空気にふれてだんだん茶色くなっていきますよね、

あれが酸化です。

そして、体のなかでは活性酸素といものが細胞の酸化をすすめています。

そして、その活性酸素の働きを押さえるのがビタミンCです。

通常、動物は自分でビタミンCを作ることができるのですが、ビタミンCを自分で作れなくなったマウスを使った実験によると、

ビタミンCが作れなくなったウスの寿命は、普通のマウスの寿命の4分の1という結果で、どのマウスも病気ではなく老衰のような死に方だったそうです。

また人間やサルは、その進化の過程でビタミンCを自分で作ることができなくなったので、食べ物からとるしかないのです。

では、一体どれくらい摂ればいいのでしょうか。

2015年版食事摂取基準では、推奨量として1日100㎎とされていますが、アンチエイジングの観点からいうと1日1000㎎を目指したいところです。

なので、日頃から意識して食べたいビタミンCが多くふくまれているおすすめ食材をご紹介します。

日頃から食べたいビタミンCたっぷりの食材9選

  • 1位・・・緑茶(260㎎)
  • 2位・・・赤ピーマン(170㎎)
  • 3位・・・ブロッコリー(120㎎)
  • 4位・・・青ピーマン(76㎎)
  • 5位・・・いちご(62㎎)
  • 6位・・・キャベツ(41㎎)
  • 7位・・・グレープフルーツ(36㎎)
  • 8位・・・じゃがいも(35㎎)
  • 9位・・・レモン(17㎎)
  • 100gあたり

摂取するという意識も大切ですが、ビタミンCを大量に消費する生活習慣もこの機会に覚えておいてください。

老化を早める6つの習慣

  • 飲酒
  • 喫煙
  • 甘い物をよく食べる
  • 汗をかくような激しい運動
  • 常に薬を服用している
  • よく風邪をひく

いかがでしたか?ビタミンCを余分に消費している人は、普通の人よりも意識してビタミンCをとることで老化の速度を遅らすようにしましょう。

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